ちちをもげ ~先生、鳩胸は巨乳に入りますか?~

デグー2匹と暮らすFカップ医大生のブログ

  


\おすすめカテゴリ/

 
 
     

CBT対策、婦人科・産科ざっくりまとめ

f:id:aruku-3310:20171007203836p:plain

 

  

婦人科

  

無月経

 

3カ月以上生理が来ないこと。

原発性:Kalman症候群、Turner症候群、処女膜閉鎖症

続発性:Sheehan症候群、神経性食欲不振症、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、高プロラクチン血症

検査:ゲスターゲン試験(黄体ホルモンを投与して重症度鑑別)、GnRH試験(視床下部性か下垂体性か鑑別)

  

Kalman症候群

 

遺伝子変異により視床下部でのGnRH産生障害→性腺未発達

嗅覚異常を合併する

 

Turner症候群

 

性染色体異常(45,XO)により性腺未発達

女性、低身長、翼状頸、外反射、小児用外性器

 

Klinefelter 症候群

性染色体異常(47,XXY)により性腺未発達

男性、小睾丸、不妊、手足が長い高身長、女性化乳房

 

精巣性女性化症候群(アンドロゲン不応症)

遺伝子は男性(46,XY)だがアンドロゲン受容体に異常

女性の外性器、停留精巣、子宮・卵管・卵巣無し、小児用外性器、乳房発育

 

処女膜閉鎖症

 

処女膜が完全に閉鎖している(正常は中央部は空いている)ため、月経痛があっても出血が見られない

 

Sheehan症候群

 

分娩時の大量出血により下垂体が梗塞・壊死→下垂体前葉ホルモンの低下

 

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

 

莢膜細胞のアンドロゲン生産過剰→卵巣が多嚢胞性腫大→月経異常・不妊

FSH分泌は正常だが、LH分泌が過剰

 

性器の炎症 

 

性感染症(STD、STI) 

 

分類

細菌

淋菌感染症

膿性帯下、子宮頸管炎

梅毒

 

性器クラミジア

STD最多、自覚症状なし、不妊や異所性妊娠、水様透明帯下

ウイルス

性器ヘルペス

感覚神経節に潜伏感染して再発を繰り返す、強い疼痛のある水疱

尖圭コンジローマ

HPV(6,11)が原因、潜伏は平均3カ月、無痛性の鶏冠(カリフラワー状)の疣贅

HIV感染症

 

真菌

性器カンジタ症

 ヨーグルト状白色帯下、外陰部掻痒感

原虫

膣トリコモナス症

外陰部掻痒感 

 ※帯下(たいげ)=いわゆるおりもののこと、感染症で異変・増加 

 

※HPV(ヒトパピローマウイルス)

子宮頸がん:16、18

尖圭コンジローマ:6、11

細胞診:異常な角化、細胞質が空胞化(halo)して核の周囲に明調部がみられる。(=コイロサイトーシス

「コイロサイトーシス」の画像検索結果

 

不妊症

 

2年以上性生活を行っても妊娠しない  

  

不妊因子

機序

検査

疾患

内分泌・排卵因子

視床下部ー下垂体ー卵巣のいずれかに異常

基礎体温

高プロラクチン血症、Sheehan症候群、PCOS

卵管・腹膜因子

※女性不妊で最多

卵管狭窄・閉塞

クラミジア検査、子宮卵管造影

STD感染、卵管留水腫

子宮因子

子宮の着床障害

子宮卵管造影

子宮筋腫、子宮奇形、Asherman症候群

頸管・免疫因子

子宮頸部の狭窄、粘液異常

Hunnerテスト

頸管炎、頸管ポリープ 

その他

腫瘍など

 

子宮内膜症、黄体機能不全、処女膜閉鎖症

男性因子

造精機能障害、勃起不全(ED)など

精液検査

突発性(最多)停留精巣、Klinefelter症候群

  

※子宮卵管造影

「子宮卵管造影」の画像検索結果

造影剤を子宮に注入すると、子宮→卵管→卵巣→腹膜と流出する

卵管留水腫(感染により卵管に水貯留)では卵管膨大部に陰影が見られる

Asherman症候群(子宮内腔の癒着)では子宮に陰影が見られない

  

※Hunner(ヒューナー)テスト

性交後に頸管粘液を採取し、活発に動く精子が無ければ異常と判断

 

婦人科腫瘍

 

子宮内膜症

 

子宮内膜様組織が異所性(Douglas窩、卵巣、腹膜)に増殖

症状:不妊、月経痛、性交痛(何してても痛い!)

検査:内診でDouglas窩閉塞に伴う子宮後屈、圧痛を伴う硬結節

MRI・CTで卵巣腫大(卵巣チョコレート嚢胞)→悪性化して類内膜腺癌

「卵巣チョコレート嚢胞」の画像検索結果

 

子宮腺筋症

 

子宮内膜様組織が子宮筋層内

検査:内診でびまん性に腫大した弾性のある子宮

MRIT2で境界不明瞭な子宮壁の肥厚、異所性子宮内膜の出血による白点

「子宮腺筋症」の画像検索結果

 

子宮筋腫

 

エストロゲン依存性に子宮筋層の平滑筋が腫瘍化する(良性の平滑筋腫)

婦人科疾患の中で最多

症状:鉄欠乏性貧血、過多月経、不正性器出血、不妊

検査:MRIT2で境界明瞭な子宮壁の肥厚、または充実性腫瘤

「子宮筋腫」の画像検索結果

 

子宮頸癌

 

HPV(16,18)感染によって子宮頸部に発生する悪性腫瘍

若年者多産婦に多い、最多の女性器悪性腫瘍

症状:不正性器出血(性交時の接触出血)

検査:頸部細胞診でASC-US(意義不明な異径扁平上皮細胞)以上=すなわち明らかな上皮内病変を認める

コルボスコピーで移行帯(重層扁平上皮と単層円柱上皮の境界)の異常所見=白斑、赤点班、モザイク、白色上皮など

「コルポスコピー」の画像検索結果

治療:Ⅰ期は外科手術(子宮円錐切除、子宮全摘)、Ⅱ期は放射線治療、Ⅲ・Ⅳ期は+化学療法

  

※婦人科での検査

細胞診→コルボスコピー→狙い細胞診、と異常があれば次の検査を行う

細胞診:子宮頸部or子宮内膜を擦過(さっか)して検体を採取し、パパニコロウ染色で異形細胞を確認する

コルボスコピー:コルボスコープ(膣拡大鏡)で子宮膣部を直接観察

狙い細胞診:コルボスコープ下で異常所見を直接生検

 

子宮体癌

 

様々なリスクによって、子宮体部の子宮内膜に発生する上皮性悪性腫瘍

50歳代に好発、ほとんどが腺癌(類内膜腺癌が最多)

リスク因子:肥満、不妊、未経産婦(みけいさんぷ)、高血圧、糖尿病、子宮内膜増殖症(子宮内膜が過剰増殖)は前癌病変

症状:不正性器出血

 

※不正性器出血 

  =正常月経出血とは異なる性器出血のこと、卵巣腫瘍では起こりにくい

妊娠性出血

 

 

 

非妊娠性出血

器質性出血

炎症性疾患による出血

感染症

腫瘍性出血

良性・悪性腫瘍

外傷性出血

裂傷

機能性出血

排卵性出血

 

無排卵性出血

 

出血性素因

 

血液疾患

薬剤性出血

 

経口避妊薬(ピル)

 

卵巣腫瘍

  

 

良性腫瘍

境界悪性腫瘍

悪性腫瘍

表層上皮性・間質性腫瘍(卵巣上皮由来

漿液性、粘液性、類内膜、明細胞腺腫

漿液性、粘液性、類内膜、明細胞境界悪性腫瘍

漿液性、粘液性、類内膜、明細胞腺癌

性索間質性腫瘍(卵胞・黄体由来

莢膜細胞腫、硬化性間質性腫瘍

顆粒膜細胞腫

繊維肉腫

胚細胞腫瘍(卵子由来

(成熟嚢胞性)奇形腫

カルチノイド(=神経内分泌腫瘍)

絨毛癌、未分化胚細胞腫、卵黄脳腫瘍

※境界悪性腫瘍…良性と悪性の中間の性質をもつ腫瘍

 

※卵巣茎捻転

突然の下腹部痛、周囲と癒着が少ない良性腫瘍で起こりやすい

 

産科

  

妊娠の異常

 

妊娠による母体変化

乳頭・乳輪・外陰部の色素沈着、膣部にリビド沈着(青紫色になる)、下肢の静脈怒張、腹部の妊娠線、顔面の妊娠性肝斑、体重増加(8~10kg)、循環血液量増加、GFR増加 (血中BUN低下、血中尿酸値低下)

 

つわり(妊娠悪阻)

 

正常、妊娠6~13週で表れる

 

流産

 

妊娠22週未満での妊娠の中断

切迫流産:少量の性器出血 ※流産の危険性がある状態=妊娠継続可能

進行流産:多量の性器出血

稽留流産:無症状だが、経膣エコーで枯死卵を認める

 

※出生までの期間

0~22週=流産

22~37週=早産

37~42週=正規産

42週~=過期産 

f:id:aruku-3310:20171007233133p:plain

 

異所性妊娠

 

受精卵が子宮体部の子宮内膜以外(最多は卵管膨大部)で着床

hCG陽性(妊娠反応あり)だが、経膣エコーで胎嚢(GS)が子宮内に存在しない

  

※妊娠反応

尿中hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の測定、妊娠10週で最大値

 

胞状奇胎

 

栄養膜細胞の増殖により絨毛が変異し、水腫状腫大をきたす

変異の程度によって全胞状奇胎と部分胞状奇胎に分かれる

症状:不正性器出血、妊娠悪阻

リスク:高齢妊娠

 

※絨毛の構造

f:id:aruku-3310:20171008090626p:plain

 胎児を取り囲む膜=卵膜は、胎児側から羊膜、絨毛膜、脱落膜で構成されている。絨毛は脱落膜と絨毛膜の間腔に存在し、脱落膜側に突出している。間腔は母体のらせん動脈からの血液で満たされており、絨毛は母体血から酸素・栄養を細胞性栄養膜細胞合胞体栄養膜細胞を通して臍静脈に受け渡す。臍静脈は胎児を循環した後、臍動脈として再び絨毛を介して母体静脈系へと戻る。すなわち母体と胎児の血液を直接混在しない。

 

※臍帯内の血管

臍動脈(静脈血):胎児から胎盤、2本

臍静脈(動脈血):胎盤から胎児、1本

※胎児にとっては胎盤が肺の代わりと考えると分かりやすい

 

前置胎盤

 

胎盤が正常(=子宮体部)より低い位置で形成され、内子宮口が塞がれた状態

妊娠初期に突発性の少量出血(警告出血)、妊娠末期になると子宮口の広がりに伴う大量出血をおこす。出血しやすいので内診は禁忌。

 

常位胎盤早期剥離

 

胎盤が妊娠中に子宮壁から剥離した状態

症状:急激な下腹部痛子宮壁が板状硬、出血は少量だが貧血が進行

重症化すると、産科ショック、産科DIC

検査:CTGで胎児心拍数減少・消失、遅発一過性徐脈

治療:緊急帝王切開

 

※初期は切迫早産と同じ症状を示すため、CTGで心拍を確かめて鑑別

 

双胎妊娠

 

妊娠初期のエコーで2つの胎嚢を認める

妊娠10週までに膜性診断を行い、予後を確かめる

 

 

 絨毛(胎盤)

  羊膜

一卵性双生児

一絨毛一羊膜双胎(MM双胎)

   1

   1

一絨毛二羊膜双胎(MD双胎)

   1

   2

二卵性双生児

二絨毛二羊膜双胎(DD双胎)

   2

   2

症状:母体貧血などの合併症、極めて高リスクの早産

双胎間輸血症候群(TTTS)や双胎一児死亡は、一卵性双生児で起こりやすい(双胎間で胎盤を共有しているため)

 

Rh式血液型不適合妊娠

 

Rh(-)の女性がRh(+)の胎児を妊娠したときに問題となる

その妊娠で女性が獲得したD抗原に対する抗D抗体は、2回目以降の妊娠で胎児がRh(+)であるときにIgGとして胎盤を通過して胎児のD抗原と抗原抗体反応を起こし、脾臓で赤血球が破壊されるため胎児水腫や新生児溶血性疾患をきたす。

 

 

高血圧症候群(PIH)

 

妊娠20週以降に何らかの原因で高血圧が起こる

妊娠高血圧:高血圧を示す

妊娠高血圧腎症:高血圧+蛋白尿を示す

子癇(しかん):高血圧+てんかん

 

母子感染症

 

胎盤を介して病原体が胎児の血液に進入する(経胎盤感染

原因:サイトメガロウイルス(CMV)が最多、風疹、HIV、梅毒、トキソプラズマ

 

※胎盤を通過するもの

エストロゲン、プロゲステロン、 IgG(すなわち自己免疫疾患の抗体全般※ただしリウマトイド因子はIgMなので通過しない!)、エタノール、経胎盤感染するウイルス

 

 

分娩の異常

 

1時間に6回以上の陣痛が規則的にみられたら、分娩開始と考える

平均分娩時間は未経産婦で12時間、経産婦で5時間くらい

分娩の三要素:娩出力(陣痛・腹圧)、産道娩出物(胎児および付属物)

 
分娩第一期(開口期):分娩開始~子宮口全開大

分娩第二期(娩出期):子宮口全開大~胎児娩出

分娩第三期(後産期):胎児娩出~胎盤娩出

 

※分娩予定日

最終月経の 月-3 日+7

 

微弱陣痛

 

娩出力の異常。陣痛(子宮収縮)が弱くなりすぎて、分娩が進行しなくなる。

治療:子宮収縮薬(オキシトシン、プロスタグランジン)

 

胎児頭骨盤不均衡(CPD)

 

産道の異常。骨盤が狭く、胎児が産道を通れず分娩が妨げられる

 

産科的真結合線

f:id:aruku-3310:20171008143150p:plain

岬角中央と恥骨結合後面との最短距離、基準値より短ければ狭骨盤

 

回旋異常

 

胎児の異常。分娩時の回旋の際に胎位、胎勢、胎向に異常が起きる。

異常によっては帝王切開で分娩。

 

※胎児の回旋

第一回旋:屈曲

第二回旋:回転しながら下降

第三回旋:児頭が反屈しながら娩出

第四回旋:回転して肩を出しながら横を向く

「胎児 回旋」の画像検索結果

 

※胎位・胎勢・胎向 

 

正常

異常

胎位

頭位

骨盤位、横位置、斜位

胎勢

屈位

頭頂位、前頭位、額位、顔位

胎向

第一胎向、第二胎向

 

第一胎向は母体の左側に背中を向ける、第二胎向は右側

「額位」の画像検索結果

 

産褥の異常

  

産褥(さんじょく)性無月経

産褥期(分娩後から非妊娠時の状態に戻るまで)におこる生理的無月経(正常)。

妊娠中に低下していたLH,FSHは分娩後もしばらく低値をとるため、卵巣機能が低下して無月経となる、授乳によって無月経期間は長くなる。

 

子宮復古不全

 

産褥後に子宮が復古(収縮)しない

症状:産後1~2週間を超えて血性悪露(赤色悪露)が持続

 

悪露(おろ)
出産後の産褥期間に排出される分泌物のこと。

~3日:赤色悪露

4~10日:褐色悪露

10日~:黄色悪露

4週~:白色

 

※子宮底の高さ変化

f:id:aruku-3310:20171008145613p:plain

分娩直後から上昇し、分娩後12時間で最高位になり、その後下降する

  

基本事項

 

・生殖器の発達

中腎管(ウォルフ管)…精巣輸出管、精巣上体管、精管、精嚢

中腎傍管(ミュラー管)…卵管、子宮、膣上部1/3

※精巣、卵巣は原始生殖細胞由来、膀胱は尿生殖洞由来

 

・精巣の細胞

GnRH→FSHセルトリ細胞→精子の育成、血液精巣関門の形成、インヒビン分泌

GnRH→LHライディッヒ細胞テストステロン(=アンドロゲン)分泌

 

・動静脈

精巣(卵巣)動脈は左右とも腹大動脈から分枝

精巣(卵巣)静脈は右は下行静脈、左は左腎静脈から分枝

子宮・膣動静脈は内腸骨動脈から分枝し、動脈は卵巣動脈に合流する

 

・子宮頸部の固定

膀胱子宮靭帯、基靭帯、仙骨子宮靭帯

基靭帯を尿管が貫く

「子宮 静脈」の画像検索結果

 

・子宮体部の固定

固有卵巣索(卵巣固有靭帯)…子宮と卵巣間、子宮の側方固定

卵巣堤索(骨盤漏斗靭帯)…卵巣と骨盤間、子宮の側方固定、卵巣AVが通る

子宮円索(円靭帯)…子宮の前方固定

 「卵巣 索」の画像検索結果

 

・女性ホルモンのはたらき

  ①卵胞期

第一減数分裂前期で停止した原始卵胞がLH分泌刺激によって成長開始し、FSH分泌に伴い、一次・二次卵胞→胞状(グラーフ)卵胞へと成長促進する。その際、LH分泌刺激で莢膜細胞においてコレステロールからアンドロゲン(テストステロン)が作られ、FSH刺激で顆粒膜細胞においてアンドロゲンからエストロゲンが作られるため、卵胞の成長に伴いエストロゲンの分泌量が増加していく。さらにエストロゲンによってらせん動脈が増加し、子宮内膜が肥厚していく(増殖期)。

  ②排卵期

エストロゲン分泌量が一定量に達すると、GnRHへのネガティブフィードバック(NF)がポジティブフィードバック(PF)に切り替わり、LH、FSH共に分泌量が増大する。このとき過剰のLH(LHサージ)によって胞状卵胞は成熟卵胞となり、排卵が起きる。排卵後はPFはNFに戻り、LHとFSHは再び低値になる。

  ③黄体期

排卵された成熟卵胞は第二減数分裂中期で停止しており、受精が起こらないと減数分裂を中止して黄体化する。黄体は黄体細胞からわずかなエストロゲンとプロゲステロンを分泌する。エストロゲンの分泌量低下とプロゲステロンの分泌量増加に伴い、肥厚した子宮内膜はグリコーゲンに富む分泌物を分泌し始める(分泌期)。

  ④月経期

黄体が退化して白体となると、エストロゲン・プロゲステロン共に分泌量が急激に減少する。それに伴いらせん動脈が虚血性変化を起こし、子宮内膜(機能層のみ)は壊死・脱落して子宮外に排出される(消退性出血)=いわゆる生理が起こる。 

 f:id:aruku-3310:20171006214839p:plain

  

・基礎体温(BBT)

卵胞期~排卵期までは低温相にあるが、プロゲステロンの体温上昇作用によって黄体期への移行に伴い体温が上昇(0.3℃以上)し、高温相となる。

高温相は正常10日、妊娠で17日以上、黄体機能不全で10日未満となる。 

 

・卵子の成熟

f:id:aruku-3310:20171008094308p:plain

①胎生期に、原始卵胞(一次卵母細胞)は第一減数分裂を開始し、前期で停止。

②月経がはじまると、一次卵胞、二次卵胞、胞状(グラーフ)卵胞へと成長。

排卵直前に第一減数分裂を終了し、成熟卵胞(二次卵母細胞)となる。

排卵後は第二減数分裂を開始し、中期で停止。

③受精すると減数分裂を終了し、受精卵となり卵割が始まる。

2細胞期→4細胞期→8細胞期→桑実胚→胚盤胞となり、受精から6日で着床する。

 

・更年期

エストロゲン分泌低下、LH・FSH分泌上昇、排卵停止、閉経

 

・産科の検査

①超音波検査(エコー)

経膣エコー:妊娠初期(妊娠1~4カ月)

経腹エコー:妊娠中期以降(5カ月~)

観察できるもの…胎嚢→心拍動→四肢の運動→排尿行動→胎盤完成(15週)

 

 ②胎児心拍数モニタリング=胎児心拍数陣痛図(CTG)

「胎児心拍数モニタリング」の画像検索結果

胎児の心拍数基線は、正常で中程度に細変動している。細変動の増加、減少・消失、サイナソイダルパターン(胎児の貧血状態を示す基線細変動のパターン)は胎児の異常を示す。また、一過性変化として起こる胎動に伴う一過性頻脈、子宮収縮に伴う早発一過性徐脈は正常である。

 

ノン・ストレス・テスト(NST)

CTGを人為的な刺激を与えずに行う。

仰臥位低血圧症候群(子宮が下大静脈を圧迫して静脈還流量が減少する)防止のため、母体上部を高くして行う。

人工的に子宮収縮を起こした状態で行うCTGは、コントラクション・ストレス・テスト(CST)と呼ばれる。

  

 ④羊水検査

出生前診断など有用な診断が出来る。合併症は早産・流産

 

・産科での評価

 ①BPS

エコーにおいて、呼吸様運動、胎動、筋緊張、羊水量、NSTの5つの項目を正常(2点)、異常(0点)として、合計8点以上あれば正常と判断。胎児の状態の評価。

 

②Bishop Score

子宮口開大度、頸管展退度、児頭の位置、頸部の硬度、子宮口の位置を0~3点で評価し、9点以上で卵管成熟とする。分娩開始の切迫度の評価。

 

Friedman曲線

「Friedman曲線」の画像検索結果

子宮口開大度、胎児の下降度を記録したもの。

パルトグラム(陣痛周期を記録したもの)と比較し異常の有無を確認。

 

④Apgar Score

新生児の皮膚色、心拍数、刺激に対する反射、筋緊張、呼吸の状態を0~2点で評価し、7~10点を正常とする。0~6点でで新生児仮死となる。

 

 

・出生時の体重

 「出生 体重」の画像検索結果

 

・胎児測定

胎児を測定することで、特定の妊娠週数での胎児成長の目安となる 

 

妊娠週数

目安

胎嚢(GS)

5~8週

週数ー4

頭殿長(CRL)

8~12週

週数ー7

児頭大横径(BPD)、大腿骨長

12週~

週数÷4

  

・帝王切開

経膣分娩が母子共にリスクが高く、母体が手術に耐えうる状態であれば帝王切開(子宮を外科的に切開して胎児を娩出)を行う。

適応:帝王切開既往、分娩遷延・停止、胎児機能不全、胎位異常

 

     


\SNSフォローしてね!/